環境共生計画 ATTIC:アメリカカンザイシロアリ
とのミッションを頂きましたので 一応6箇所くらいに聞いてみました。
これで完全だとは思いませんが 最近のUSAカンザイシロアリ事情です。
まず「アメリカカンザイシロアリ」とは何ぞや。
日本で代表的なのは「ヤマトシロアリ」や「イエシロアリ」など
土壌から水分を引っ張って来るタイプのモノで その両者を比べた場合
コロニー(集団)の個体数から イエシロアリの方が危険とも言えそうです。
またイエシロアリなどは そこに水分が無くても自分自身から放湿するとされ
キホン水分がある所に来る ヤマトシロアリと比べ性質が悪いと^^
ここ飛騨に生息しているのは「ヤマトシロアリ」が殆どかとと思われます。
シロアリについて詳しぃサイトはこちら 【岡崎シロアリ技研】
さて それら土壌由来のシロアリで無いのが「カンザイシロアリ」
英語表記で DryWoodTermites と
分類される通り 乾いた木材(乾材)に
巣食うのが カンザイシロアリで
発見も非常に困難と言えます。
←これがその兵隊(Soldier)蟻
どのように隠された光のための時間を再起動して増やす方法は?
ちなみに蟻って名前だけで
彼ら?ゴキブリ目ですからね・・。
さて 本題のアメリカでの対策。
少しは予想していましたが 一番の対策は「取替え」だそうです(笑
カーペンターさんの話によると カンザイシロアリのコロニーは
点在しつつも その被害規模が小さいので構造体なども
カットアウトで被害部分だけ替えてしまうとの事です。
プラットホームコンストラクションならではの発想かも知れません。
木軸的にホゾ組みしてある躯体では そぅはイキマセンもんね。
その他一般的な手法としては
1.家全体をラッピングしての燻蒸処理
2.ヒート処理(熱)
3.化学物質(薬剤)の注入
効果的には燻蒸処理や熱処理が ほぼ100%根絶。
化学物質(薬剤処理)でも 90%程度の有効性とされますので
歴史的建造物などは 燻蒸処理が行われるそうです。
その他変り種として
4.電気処理(感電させる)
5.マイクロウエーブ(電磁波)処理
6.液体窒素処理
なんてのがありまして「探査機」を壁等に当て場所を特定し
そこに電磁波を当てたり 感電させたりする様です。
どのように修復するために、空気古典的な部分を生きている
電磁波て・・え・・液体窒素・・。
なんとまぁポータブル(肩掛け)の発生器も存在します。
まさにメン・イン・ブラック もしくはゴーストバスターズ。
アメリカ恐るべし。
と その効果有効性としては 熱処理で100%
液体窒素でMAX100%!
感電させるタイプでMAX90%で 電磁波だとMAX98%根絶と。
※熱処理と言えど 化粧材が焦げる様な温度では無い様です。
そんなこんなで 住みながらにシロアリを発見した場合には
3.5.6番辺りが一般的みたいです。
コントロールの容易さを考えると 3番と言った所でしょうか。
しかし一様に言われたのが薬剤処理はそんなに重要では無い
と言う事で あまり信用するなって感じでした。
細かくは割愛させて頂きますね。
そして燻蒸処理についての物質名は良くリサーチ出来ませんでしたが
コメントに書いた通り猛毒(劇薬)ですので 特に住宅地では敬遠され
禁止している州も多いとの事です。
"タブの上部パネルのカーテン"
また薬剤処理についても前回書いた様に「ホウサンエン」や「ハクチサン」等々
の使用となるかと思い もちろん万全と言う訳にはイキマセンが
室内空気質の事考えると量や散布方法等々は考えたいモノですね。
そぅ言えば昨年取った見積りの中
商品の他に「WoodCrate」と言ぅ馬鹿高い梱包チャージが
ついてたの思い出しましたが今回 商社のヒトに聞いて始めて知ったのが
それ昨年10月から発動したカンザイシロアリ対策だそうです。
Crate なんてチャージだから見逃してたけど
木梱包その物を燻蒸処理してから輸出すると言う規制だったんですね。
勉強になりました ,,orz
こんなんで宜しかったでしょうか マキボーさん^^
ヒトにとっては妙に厄介なシロアリではありますが
森にとっては大切な掃除屋さんな事は確かです。
シロアリ対策としては まずは結露や雨漏りを発生させない事を前提にし
その上で オカシナ物(家具等)を買わないって事が求められますね。
そして被害が大きくなる前に 日頃のチェックが求められるのかと思います。
ちなみに 燻蒸処理用に屋根からラッピングしてる映像(笑
ごくろうさまです^^
で このラッピングの後 薬剤燻蒸が始まる訳です。
=参考にしたサイト=
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