2012年2月5日日曜日

「ステップファザー・ステップ」第4話〜捨て犬の飼い主を探すだけ!?(寒っ!) | 世事熟視〜コソダチP


視聴率が芳しくない『ステップファザー・ステップ』
朝刊のテレビ欄を見ると『宮部みゆき原作「ステップファザー・ステップ」』と印字されていて、もはや原作者の人気・知名度にすがるしかない有様か??

−◆−


今回は、最高に退屈なエピソード。

メインの双子の直(渋谷龍生)と哲(渋谷樹生)が、ラッキーと書かれた首輪をしている捨て犬(迷い犬)を見つけてきて、その後、双子ののもとから迷い出て行っちゃったラッキーを探したり、ひたすら飼い主を探したり・・・・。

事件性ゼロ!?

なにかオチがあるのかと思っていたけど、善良な飼い主が見つかっただけ・・・。

結局は、両親が家出(失踪)して子供だけが家に残された双子の境遇と、捨て犬(迷い犬)を重ねあわせて情に訴える分かりやすくて奥行きのないエピソード。

双子のパパをする羽目になっている「怪盗キング」(上川隆也)が双子に対して情が湧いている様子や、熱血担任の礼子先生(小西真奈美)が双子の心配をして熱心に支えようつす� ��様子からも、こちらの心に訴えてくるものが無いです。

全然、感情移入できません。
本当に、薄っぺらなエピソードでした。

−◆−


脚本・構成の出来が淋しい上に、画面的にも寂しいんです

例えば、町などでの人影が少ない・・・エキストラを節約してる?

たとえば、同日の月9『ラッキーセブン』が、くしくも子役と犬に松潤が絡む物語で、「双子、捨て犬、上川隆也」の組み合わせと似た部分がみられたんだけど、街や遊園地の通行人とか人込みなんかで、画面が活き活きと動いています。

一方の『ステップファザー・ステップ』では、双子が犬を探し回っている街も海辺も寂しくて静止画を見ているような印象さえありました。
画面に生気が無いんです。

ドラマのタイプが違うから単純比較はできないけど『ステップファザー・ステップ』は見劣りします。

あと、ヒロイン女優が地味----小西真奈美が悪いとかじゃなくて、どことなく華が無いんですよねぇ。

フジテレビが『ステップファザー・ステップ』を作っていたら、双子と絡む「怪盗キング」にはジャニーズ・タレントを充て(小生がジャニタレ・ドラマが好きってワケではない)て、礼子先生役には、松下奈緒など今人気が高い女優を充てる気がするわ・・・。

というわけで、堅実と言えば、堅実な造りなんですけど、なにしろ捨て犬(迷い犬)の飼い主が見つかって「はいお終い」では寒すぎます・・・・。

「面白いドラマを作るぞ!」という意欲がほとんど伝わってきませ� ��。

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