坂の途中の研究所
Y君(後輩で茅原実里ファン):そういえば、「ちはら台」と「みのり台」って駅があるらしいですね。
Long:ああ、あれね。知ってる知ってる。
Y君:行ってみたいですね〜。
Long:よし、行くか、近いし。
Y君:!
…というわけで、今回実行したのは、千葉県市原市にある京成千原線のちはら台駅から、千葉県松戸市にある新京成線のみのり台駅まで乗車する、という乗りつぶしの旅です。
この旅に何の意味があるかというと、私と同じjugemでブログを書いてることでもおなじみの、声優 茅原実里さん(※1)の名前にちなんだ二駅が、同じ県内で改札を一切通らないルートでつながっているので、Suicaの履歴に「ちはら台→みのり台」が残せる、ということなのです。まあ、こういうこと考える人はいるもので、先人たちの報告も多数あるので検索してみてください。
てなわけで、冒頭の経緯にあるように、研究室の後輩であり茅原実里ファンでもあるY君と共に、京成千葉駅へやってきました。
ここから、まずはちはら台駅へ向かいます。
ちはら台行きは20分間隔で、新京成線から片乗り入れで直通してくる千葉中央行きと交互にやってきます。
左が「くぬぎ山の狸」こと新京成8000形、右が京成グル―プ標準車体のN800形。
千葉中央までは京成千葉線、千葉中央から先は京成千原線。
京成千原線は元々千葉急行電鉄という第三セクターでしたが、経営の悪化により京成電鉄に吸収されています。
運賃計算は千葉急行電鉄時代のままで、京成線から乗りとおしても一度千葉中央で運賃計算を打ち切ります。
運賃は非常に高額で、京成千葉からちはら台までは440円もかかります。
至近のJR駅である鎌取までは千葉から190円ですので、自家用車or路線バス併用でも相当に安く済みます。
そのために、沿線の需要は伸び悩んでいるようで、車内は閑散としています。
到着〜。端に写っているのはY君提供のフラッグ。ライブでこれを振る曲があるのですよ。
千葉中央始発の新京成線電車に乗り換えます。写真は8800形。
京成津田沼までは京成千葉線で、総武本線の南を併走しつつ、総武本線と京葉線の中間地域に居住する住民の細かい需要を拾っていきます。路線の敷設は本線よりも早く大正時代のことで、当時は海岸からかなり近いところを走っていたそうな。
京成津田沼からは新京成線に入ります。
新京成線は旧日本陸軍鉄道連隊が敷設した演習線を京成電鉄が取得し旅客線に転用したもので、様々な条件で線路を敷く演習をする必要があったことから各所に曲線が存在するといわれています。そのため、津田沼から松戸までくねくねと曲がりながら進んでいきます。沿線は何の変哲もない住宅街、といった感じ。
みのり台駅。対向式二面ホームの地平駅で、ごく普通の下町の駅、といった感じ。
みのり台からは松戸まで乗り通し、常磐線、京浜東北線と乗り継いで秋葉原へ。
その辺の店をぶらついてから帰宅しました。
ちなみに、この旅行で京成千葉線と京成千原線と新京成線を新たに乗り潰しました。
これで京成線関連で未乗の区間は東成田線と芝山鉄道線のみになりましたので、こっちに住んでるうちに行ってこようと思います。
なお、今回お付き合いいただいたY君には、この場を借りてお礼申し上げます。
※1:「天上天下」の棗亜夜役でデビュー。代表作に「涼宮ハルヒの憂鬱」の長門有希、「みなみけ」の南千秋、「境界線上のホライゾン」のホライゾン・アリアダストなど。
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