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結局、この会の目的というのが、『ペットを一世代だけ飼う』という規約のたたき台を、理事会、管理会社、飼育者との間で作っているということで、それを作成するにさあたって、みなさんの意見を広くお伺いしたい、ということでしたが、『でも、飼育規約案が総会で認められなかった場合 は、みなさん、どうするおつもりでしょうか?』と、聞いてみたところ、飼育者は誰一人回答ナシ。つまり飼育規約が通ることしか、彼らの頭に無いわけです。管理会社が口をはさんで、『そうなったら、理事会と飼育者との間で話し合いがもたれます。』といっただけで、話が終わり。もちろん、この『お願いの会』でみなさんが言ったことをタテにとるつもりはないとも言いましたが、それでも、心の内を吐露されることすらナシ。で、意見が出る様子が無いので、ブチ上げました。
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(線文字B) 昨年の総会で飼育をどうするかが問題になったときも、飼育者の方々はほとんど出席されなかった。中には○○地所が甘言で購入者をだました(ペットを飼っても� �いよと言われた)、という声もあったので、昨年10月に○○地所を呼んで会合を持ちましたが、それでも、みなさん、2,3戸を除いて、まったく参加されない。そして、今年の春先にもペット問題について会合を持ったけれども、同じ調子。私は、あなた達が何を考えているのかが、どういうつもりだったのか、私は全然分からない。見えないんですね、気持ちが。
だからね、私も、犬猫が憎くて言ってるんじゃないんですよ。隣近所と気持ちよくお付き合いしたいですよ。そう思ってますよ。でも、ここま で来てね、『お願い』ってのは、調子良すぎますよ。冗談じゃねえ。私のところで被害掴んでるところ、言いますね。
アレルギーを持っているので、犬猫は困る。
入居時に、『犬猫を飼っていますので、よろし� ��おねがいします。』と、堂々と言われた。ペットがいないことに安心して入居したのに、精神的ショックを受けた。
鳴き声がうるさい。どこかでワンワン鳴いているのは聞こえても、それがどこの家なのか分からないから、クレームの仕様が無い。私達、ガマンしてたわけじゃないんですよ。
夜中に吠え出して、ほかの犬にも連鎖して、夜眠れなかった。
これは、ウチですけれども、うちの子は犬が苦手なんですね。ウチの事情ですけれども、息子は障害がありまして、犬に出くわしてパニックになるおそれもあるんですよ。そういうことがあって、家の周りだけでも安静にしたいということがあって、私はここのマンションに入ったんです。
ベランダに置いたプランターに糞をされた。
隣の猫がいきな� ��家に入ってきた。
猫がベランダの柵にはさまってバタバタしているのが見えた。ただでさえ見るのもいや。
家の前に糞をされた。これ、ウチも、家の前に糞をされました。
ベランダで梳いた毛がふわふわ飛んできて、困った。
こんなありさまで、今更、お願いにあがられてねえ、マナー気をつけますから、連帯責任ですからって言われたってね、信用できないです。ここまでね、我々(飼育者と非飼育者)の関係は冷え込んでるんですよ。そうなった以上は、きっちり、法と規則にのっとって、私は処理を進めたいなと。これが私の気持ちですけどね。
それで、一世代限りという規則ができたとしても、我が家の利益ってのはね、損失が続くわけなんですよ。損害を被るわけですよ。犬猫、何年寿命あるのか知り ませんけど、長いので10年とか15年でしょ?その間の我が家の損失に対して、誰が補填してくれるんですか?冗談じゃないですよ。
んでね、犬猫をね、殺せとは私は言ってない。これまでの打ち合わせでも、そんなことを言った人は一人もいないんですよ。だからね、本当に犬猫が憎くて言ってるんじゃないんですよ。中には営業マンに騙されてという人あるんでしょうけれども、だったら、なんで○○地所が来たときに、会合に出ないんですか?なんで私ら、ナンも関係ないものが、気持ちもまなきゃならんのですか。
(飼育者T)すいません、飼育者のTですけれども、私は会合にずっと出ていました。従いまして、飼育者をあつめて、みなさんの意向は、こうこう、こういうわけなんだと、縷々説明をいたしまして、みなさん� �よく分かってると思います。従いまして、とりあえずみなさんの前で、自分達がルール違反をしているんだ、そしてなんとかお願いをしたいんだと、色々そのためには規約も決めなければならないだろうとゆうことで、今日お伺いいたしましたので、その辺のところのについての責めは受けなければと、皆認識はしておるのですけれども、そこのところは分かっていただいて、今後のことをご検討いただきたいということで...。
(線文字B)ま、分かりました。Tさんも、毎回、会合出てらして、出てこない飼い主の方々に歯がゆい思いをされたと思いますよ。でね、みなさん、マナー良く飼っていただければいいんですけれども。だとしても、川越にある、ここと同じ○○地所のマンションにしても、ペット可なんですけれども、 せいぜい両手で抱えられる程度の犬に限られてるわけですよ。禁止なら、禁止でね、分かってくださいよ。それに、ここのマンションに入るために、犬を他人に泣く泣く預けたという方もいる。お願いすりゃなんでもありですかって話ですよ。
(しばし、沈黙)
(非飼育住人A)具体的にこのメンバーで、迷惑はかけないとかいう規約はもう出来てるんですか?でも、一世代だけ可っていうのも、すごい中途半端ですよね。で、いまある、自分達で考えている方法を総会の前にみんなの前に出さないとまずいでしょ。で、問題になるまえに、いままで色々クレームが出ていたでしょ?で、今でさえ、飼育規約が決まってもいないのに、すでに堂々と駐車場を歩かせている。それもおかしいでしょ。
(管理会社)ほか� �ペット可のマンションでは飼育者で委員会を作って、会費として一匹あたり2000円とっているという例もあり、それに類するような規約案を作っているところです。こちらでは、ペット可のマンションのような設備はありませんので、エレベーターに乗せるのは禁止とかで、それ以外のエリアについてはペットを持ち込まないとか、といったところを策定中で(要は、そのたたき台がこの会議で提示できないと言う状況でした)。
(非飼育住人A)で、総会の前に、その規約案を聞いて、考えて、いいのか悪いのかを、それからじゃないと決められないでしょ。で、ここで、質問しても、何も答えられないんでしょ?私は何を聞いて帰るの?家に持ち帰って、『ああ、これなら賛成してもいいかな。』『やっぱりだめだな...』とか思って 総会で賛成反対するわけでしょ?そういうための会合じゃないの?これ。
ここで、飼育者全員の紹介。
飼育者K1:犬3匹
『これから気をつけます....。』
飼育者M1:犬
『わたしのところは家から一歩も出していません。気をつけます。』
飼育者H:犬4匹
『理事会のほうから勧告を受けて、サブエントランスから出入りするようにして、エレベータも使っていません。』
飼育者K2:猫1匹
『予防注射などを受けさせる以外は外に出していません。』
飼育者N:犬1匹
『今まで会合にも出ていませんでした。申し訳ありません。』
飼育者U:猫1匹
『犬は死んだ。今は猫一匹だけです。』
飼育者S:犬1匹
『昨年、嫁を癌で亡くした寂しさで、娘がどうしても欲しいというので。生前嫁はペットに反対だったのですが。』
飼育者N2:犬1匹 飼育者の代表。
『土日に仕事が多くて、総会にあまり出席できなかったという。』
飼育者M2:犬1匹
『ゴニョゴニョ言ってて、何も聞こえない。』
飼育者M3:猫1匹
『昨年、捨て猫を拾ってきた。』
これに加えて、先ほどの飼育者T:犬1匹
どうでもいいが、これから、何を気をつけるのか。どういう責任をとるのか一切説明がない。どいつもこいつも二言目には温情温情と、お抜かしになりやがっておられ、ペットを手放します、という人は一人も居ません。確かに『迷惑かけないから』とか『嫁の形見のつもり』みたいな意見がでると私も、心情的には反対しにくくなるわけですが、気をとりなおして、もう一度、ぶち上げました。
(線文字B) 気をつけますからっていっても、犬は人間じゃないんでね。Tさんのところは、結構しつけもしっかりしているんですが。ここまできて、『気をつけますから』って言われたって、総会でとても手を上げられませんよ。決まりは決まり� �す。
(非飼育住人B) ここにたたき台があればね、いろいろ話もできるんだろうけど。これじゃ、話進まないじゃないですか。忌憚の無い意見を聞かせてくれっても、何を答えていいか分からないじゃないですか。
(非飼育住人A) でも、規約が決まったからって、ほんとうに実行できるんですか?エレベーターを使わないっていっても、それ、守れますか?7階、8階の人...。雨降っても散歩させる人もいるし、いやでしょ、雨の日、階段おりるの。私、2階だけど、2階でもいやだもん。
結局、総会の前に、飼育規約案というものが、どういうものか、配布されるようです。
(線文字B) で、規約案を考えていただくのはいいんですけど、それが否決されたとき、どうされるおつもりがあるのか、今言わない までも、考えて置いてくださいね。ナアナアで通ると思ったら大間違いですよ。
(非飼育住人A) で、結局否決されたら、また次の案がでるまで、ナアナアで行っちゃうんでしょ?でまた、次の総会まで待たなきゃいけないんでしょ?もう、ペットはどうでもいいけど、このダラダラした進め具合が嫌。で、これ、もう飼う方向性なんでしょ?
(管理会社) 最終的には犬はゼロにする方向性なんですが。法的手段に出るとしても、裁判費用にしても一件20万円かかるので、その裁判費用も理事会としては大きすぎるんで.....。
(非飼育住人A) あなたも、管理会社なんでしょ?(飼育者たちを)手伝ってるんでしょ。ちゃんとしなさいよ。もう、この場が嫌。
(線文字B) ま、裁判起こしてもいいんだろうけど、 裁判に勝ってお金が欲しいわけじゃないんですよ。静かな生活が欲しいんです。やろうと思えば通りますよ。禁止なのにペット飼ってるんだから。そら、こっちが裁判勝ちますよ。でも、お金が目的じゃないんですよ。だから、まあ、ひどいこと言えば、お金で解決するというのであれば、引越し代出して、こっから出ていってくれとかね、そういう言い方もしなくちゃいけなくなってくるかもしれないんですよ私はそれは望まない。でも、殺せともいえませんよ。私は。だから、もうちょっと気を揉んでくださいよ。ね。あんまり困ってない人もいるんだろうけど、ウチは困ってるんだから。
この会合を通して感じたことは、ペット飼育者達にはどこか、甘えの雰囲気が見てとれるということでした。出席者は少なかったけれども、 ペット禁止でもOKでもどっちでもいいやと思っている住人達は、『おとなしくしますから』という言葉にきっと騙されるんだろうなと思う。
会はお開きになり、最後に、飼育者全員が起立して深々とお辞儀をしていましたが、私は一瞥もくれず、わざらしくパイプいすをガタガタと音をたてて畳み、部屋に帰りました。あんたたちの言うことには耳を貸すつもりはない、というせめてもの意思表示のつもりでした。
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